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またまた「幻の名盤開放BOX」

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ようやく到着「幻の名盤開放BOX」企画モノのCDBOXでなんと15枚組です。
予約注文したのが12月でお金がちょこっとあったのですが、発売が今月でお金に底をついてしまい28000円が重くのしかかっています。

以前このブログの「自慢のCDシリーズ」でお色気6枚BOXを自慢しましたが、今回はその上を行くボリュームです。
250曲を超える曲数に圧倒され2枚ほど聴いて休憩中、でもそのうち曲のレビューを書きたいと思っています。

とりあえずCDタイトルだけでも相当楽しませて貰っています。次にジャケットデザインでカクカクし、中の歌詞カードを読んで呆然とし、
いよいよ、ヘッドフォンで(外部に音を出すのが憚れるのです、何が出るかわからないので要注意)PLAY!!
曲のイントロに脳がくすぐられたり殴りとばされたり、歌が始まれば・・・その悶絶状態はご想像にお任せします。
このBOXを楽しむことは戦いでもあります。全250曲を味わいきったときには、きっと涅槃の境地に至れることでしょう(笑)。


詳しくはこちら
http://www.pp.iij4u.or.jp/~marukazu/homepage/kaihoukasyuu.htm
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by bbbrothers | 2005-02-24 21:54 | 音楽の話題

上松美香さん

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先日「題名のない音楽会」でのアルバ奏者 上松美香(あげまつみか)さん、演奏中の妖精のような微笑み、まるで降臨した天女のようでした。

クラシック、ポピュラーに限らず、神経質そうなしかめっ面で演奏する人がよくいます。
それは迫力があったり格好良かったりもしますが、その対極ともいえる彼女の柔らかで楽しげな表情にすっかり私は魂を抜かれました。
彼女の、誰のためでもない何も意図しない自然にあふれ出る微笑みは神々しくさえ感じました。

アルバはインディアン・ハープとも呼ばれる中南米で生まれた小型のハープです。
彼女は弱冠22歳にして日本のトッププロであり、本場パラグアイの音楽祭でも活躍しているそうです。

少々お疲れ気味のみなさん、彼女の演奏をぜひ見に(もちろん聴きに)出かけてみてはいかがでしょうか?
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by bbbrothers | 2005-02-23 22:22 | 音楽の話題

朝日無線スタジオ

1970年代の後半にお世話になった秋葉原のリハーサルスタジオ「朝日無線スタジオ」。
現在ラオックスと改称した家電大型店の上層階にありました。

当時私はプログレ風のオリジナル曲を中心とするバンドに所属していました。キーボード担当だったので、このスタジオで出会ったアイテムはとても思い出深いです。

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まずオルガンの HAMMOND NEW X-5。ブラック&ブラウン系の色合いはちょっと怖そうです。けっこうデカくて、上下+ペダル鍵盤仕様、ドローバーセットも3つです。専用のロータリースピーカーもセットされていましたが少し音が冷たい感じでした。フルエレクトロニックだからかもしれません。最強のトランジスタ機などとも言われていました。ライブで使ったこともありましたが私にとっては扱いづらかったです。運ぶのも大変でした。「大西ユカリと新世界」のマンボさんが時々使っています。



お次はウーリッツァーのエレピ!これはリハーサルスタジオには滅多に置いてないレアものでした。c0018561_21522782.jpg
このピアノの名手といえばダニー・ハザウェイ、名盤がたくさんあります。カーペンターズもよく使っていました。乾いた音色で、独特の人間くさい味わいが特徴的。キーストロークは結構深いがタッチは軽いのでリズム楽器的な弾き方にも向いています。

一方、余韻や和音を響かせたいならフェンダーのRhodesピアノです。(こちらはタッチがめっぽう重い)70's エレピの両雄です。

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それからホーナーのクラビネット、スティービーのスーパースティションで多くの人に知られました。
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電気チェンバロ、弦を叩いてピックアップで拾います。木製のキャビネットが存在感にあふれていました。見かけ以上に本体重量があります。こちらもリズム楽器向け、パラディドルという奏法です。サステインがないのでリズムを完璧正確に打弦しないとすぐ聴衆にばれます(笑)。
微妙な音色でアンプやスピーカーの選択によりかなり音の印象が変りました。

最後にメロトロン、これぞプログレ向けなんですが奇妙な楽器でした。白い箱のうえに3オクターブほどの鍵盤が付いています。リックウエイクマンやキースエマーソンが使っていました。c0018561_21525357.jpg各鍵盤に録音テープが一本一本割り振られていて鍵盤を押すとそのテープが再生されるという、まさに大型マルチトラック テーププレーヤーとも言える鍵盤楽器です。足下の蓋を開けると鍵盤の数だけの磁気テープが垂れ下がっているのを見ることが出来ます。前もってその一本一本に音程に合わせて好きな音色で録音しておくわけです。人の声を録ることも多かった。
音の立ち上がりはめっぽう遅くて、鍵盤を押してからゆっくりオゥォーって鳴ります。メロトロンをいじったのは朝日無線が最初で最後です。あっという間に故障し、スタジオから引退していきました。





これらのアイテムが基本料金でセットされていたわけで、当時の朝日無線の志の高さが伺われます。

他にも、初めてハモンドB3を弾いた渋谷並木橋スタジオ、「カルメンマキとOZ」とよく一緒になった同じく渋谷のADANスタジオ、素敵な喫茶店の地下にある青山ドルフィンスタジオなどは懐かしいスタジオです
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by bbbrothers | 2005-02-20 22:18 | 音楽の話題

The Cat 1964 Jimmy Smith

先日、ジミースミス氏のアルバムを紹介しましたが、
私にとって大事なアルバム、「The Cat」1964 を抜かしていました。

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ジミースミスのビッグバンドとの競演は少ないと思います。
このCatでは、ビッグバンドを完全に手玉にとるファンキープレイが痛快です。
ジミースミスの理屈抜き、難しいこと抜きのノリが堪能できます。
ずっとあとで気づきましたがオーケストラアレンジはラロ・シフリン、
おちゃめでスピード感あふれる、しかもドレッシーな好アレンジです。
彼は70年代のクロスオーバー(フュージョン?)シーンで日本でもブレイクしましたが
そのときにはすでにジャージーな印象が無く、このキャットのジャズ・アレンジは意外です。




収録曲は
1.危険がいっぱいのテーマ
2.ザ・キャット
3.ベイジン・ストリート・ブルース
4.大いなる野望
5.シカゴ・セレナーデ
6.セント・ルイス・ブルース
7.ドロンのブルース
8.ブルース・イン・ザ・ナイト

アルバムタイトルのザ・キャットは数年前に何かのCMで使われていました。
8beatのダンサブルな曲ですが私はこの曲よりベイジンストリートやシカゴセレナーデなどが好きです。
いずれにしてもレコードの溝が擦り切れるほど聴き込みましので今も全曲、口ずさめると思います。

このレコードは私がジミースミスに出会った最初のモノです。
高校に入学した記念に3枚レコードを買いました。入学祝いを誰かに貰ったのです。
1枚がこの「The Cat」であとはやはりジミーの「The Sermon」。
買ったときにサーモンつまり「鮭」と思っていましたがスペルが違いました(笑)。
もう一枚はイギリスのどこかの教会でライブ録音されたパイプオルガンと金管のアンサンブルです。
とにかくレコードは高くて滅多に買うことが出来ず、3枚もいっぺんに買ったことは大事件でした。

確か秋葉原の石丸電機か朝日無線で買いました。朝日無線は何年かのちにラオックスと改称し、
上階のリハーサルスタジオにはずいぶんお世話になりました。
このころのスタジオ話は別の機会に。
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by bbbrothers | 2005-02-16 21:41 | 音楽の話題

ジミースミス死去

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オルガンのジミースミス氏が2月8日死去しました。79歳とのことです。
ジャズ、ブルースオルガンの神様、彼がオルガンを教会から持ち出しました。
一昨年のブルーノート東京では杖をついてステージに向かう姿に足腰の弱りは否めませんでしたが、いったんオルガンの前に座れば例のジミー節は健在、ファンキー爆発でした。
鈴木楽器のNEWB3を弾いたことも話題になりました。持っているレコードを並べてみました。写真以外にもまだあります。私が一番好きなプレイヤーでした。




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by bbbrothers | 2005-02-12 20:16 | 音楽の話題

韓国の仮面劇

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韓国の仮面劇タルチュムです。
慶尚(キョンサン)南道・安東(アンドン)においては、現在まで伝承されている各地のタルチョムが一同に会するフェスティバルもあるようです。(9月頃)
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by bbbrothers | 2005-02-12 19:39 | 芸術の話題

みんなの子守歌

子守歌


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我がBBBメンバーの、幼児期の子守歌は何だったか考えてみた。

ドラムのKJ氏は京都生まれだ。だから芸妓置屋から漏れるお三味線と小唄に違いない。
ときどき厳しいお姉さんが出来の悪い舞妓さんをスパンキングする可哀想な音も聞こえたことだろう。「もう、なんど言うてもこの子あかんな!こうドスエッ!」「あれぇ~おねえはん、かんにんどすえぇぇ~」 彼の正確なリズム感と奥ゆかしい人柄はこうやって育まれた。


ギターのH氏はなんと輪中(わぢゅう)集落の出身である。輪中(わぢゅう)というのは昔、小学校の社会科で習った、川の氾濫を守る堤防に囲まれた村のことである。としたら子守歌はもちろん田んぼのカエルだ。げろげーろ!彼の発声法やギター・ビブラートもカエルから影響を受けている。春夏は賑やかな村も、秋や冬には蛙の声が消えてH氏は寂しい夜を泣いて過ごしたものだ。この心象風景もブルース・スピリッツとして結晶している。


ベースのKB氏は港ヨコハマ生まれとこれまたカッコイイ。だから「マドロス」だ、しかし「マドロス」に子守歌を歌ってもらうのは難しい、歌ってくれても「憧れのハワイ航路」だ。ここはやっぱり船の汽笛だ。汽笛を子守歌に育った影響で彼はヘロモンが濃くなった。汽笛独特の周波数が男のアソコに働きかけアレの成長を促すからだ。今でも彼のプレイと声にはマンダムの香りが漂い、多くの美しい女性に福音をもたらしている。「マドロス」の意味がわからない人は余計な想像をしないこと


そして私は川崎だ。川崎といえば今は綺麗な町だが昔は公害、煤煙で空が真っ黒だった。しかし煤煙は子守歌にならない。だから私の場合は工場の発電用ボイラー音が子守歌だ。工場は24時間稼働だからこれでは眠りっぱなしだ。


以上、メンバーに確認はとっていないが間違いはコメントされるであろう。おしまい。
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by bbbrothers | 2005-02-08 22:36 | B.B.Brothersの人々

なにわのてつ(藤縄てつや)

c0018561_11554770.jpg横浜関内のタイ・レストラン「Bee」で、藤縄てつや(なにわのてつ) のソロパフォーマンスを観た。
この日はスマトラ津波のチャリティーライブで4組ほど出演。
軽妙な大阪弁でMCをしていたので、てっきりプロのしゃべくり芸人と思ったのだが、
演奏と歌は筋金入りのブルースマンだった。

「タピオカ」「100円パーキング」といったオリジナル日本語ブルースソングなどは「なぎらけんいち」大阪版といったところ。
コミカルな歌詞に親しみやすいストレートな声質、
またこなれたギターテクニックが安定感にあふれて心地よい。
オープンチューニングでのボトルネック使いも見事であった。
この日はアコギ・ソロだったがジャグバンドでウオッシュボードなどもやってるらしい。
2月26日には同じ場所で奥さんのガムランとの競演もあるようだ。

その他の出演者で秀逸のテクを披露してくれたのは、ハーモニカのタナカヒロシ氏、ギターの丹波博幸氏など。
新進気鋭のアコギ・デュオ「コージ&さとし」も荒削りながら熱いスピリットを感じさせてくれた。
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by bbbrothers | 2005-02-06 11:59 | 音楽の話題

海洋堂の軌跡 4月より

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食玩というものをご存じでしょうか? 
私たちの世代でいえば「グリコのオマケ」、つまり小さな模型(フィギュア)付きお菓子のことです。
最近のコンビニでは様々な食玩が売られていて、お菓子だけでなく入浴剤や缶ビールにも期間限定で
オマケにフィギュアが付いていたりします。
手のひらサイズの大きさと重さがちょうどいい感じで、ここにも人気の秘密があるのかもしれません。

フィギュアにはアニメキャラや怪獣、動物、乗り物、ご当地名産品など様々なシリーズがあります。
どのシリーズでも箱を開けるまで中に何が入っているか判らない、おみくじ感覚です。
シリーズの種類数は多すぎず少なすぎず、頑張れば集めきれそうな気がします。
中にレアモノという滅多にお目にかかれない希少なモノがある、欲しくなります。
同じモノがダブったら誰かと交換できる、(実際に交換や売買専門店もあります)
そんなわけで、お菓子よりフィギュアが目当てで買うこととなります。

値段は2~300円なので集めるとなると小中学生にはちと高い、大人がターゲットかもしれません。

このフィギュアを制作しているのが「海洋堂」という会社です。
この「海洋堂」のフィギュアを集めた展示会「海洋堂の軌跡」が今年4月から水戸芸術館を皮切りに全国6箇所で開催されます。

先月福岡アルティアムで開催されたプレオープン展に行きましたが、ずらりと並んだフィギュアは壮観で、一つ一つの細かい造作をのぞき込み時間の経つのも忘れました。私は海洋生物シリーズが気に入っていて、ウミウシの類など実に美しい。

本展示が実に楽しみです。
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by bbbrothers | 2005-02-05 11:53 | 芸術の話題

ゴールデンカップス

先週、ゴールデンカップスの記録映画「ワンモアタイム」を観ました。
前半は、歴代メンバーをはじめ北野武、矢野顕子、萩原健一など様々な人々がゴールデンカップス(以下カップス)へのオマージュを語っています。
後半は貴重なかつての演奏シーンと最近行われた再結成ライブ映像で、2時間あまりたっぷり堪能しました。

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カップスは1966~72年に活動した日本初の「メジャー」なR&Bバンドといわれています。
デイブ平尾が中心で、のちにメジャーとなるミッキー吉野や柳ジョージがいたバンドです。
私は横浜育ちなので地元バンドということで名前はよく知っていましたし、本牧の「ゴールデンカップス」というライブバーの前は何度も通りましたが、カップスの生ライブを聴いたことはありませんでした。しかも私は「長い髪の少女」というヒット歌謡の印象が強くGS(グループサウンズ)アイドルバンドだと思っていました。
しかし映画によると不良集合体だったようです。(気持ちのよくなる葉っぱとかが死ぬほど好き)
12月にドラムのKJ氏が最近の録音を聴かせてくれて、そのBLUES、R&Bスタイルでの渋い歌と熱い演奏に驚き、いまさらながら再認識するきっかけとなりました。
特に、エディ蕃氏の歌声は心に残るいい味です。

カップスと同じ黎明期に活動していたバンドといえば、

①細野晴臣・松本隆らの「エイプリルフール」
・・・・・のちに「はっぴいえんど」「キャラメルママ」「ティンパンアレイ」「シュガーベイブ」という流れとなり大滝詠一、山下達郎、荒井由美などと繋がりました。

②つのだひろ率いる「ジャックス」と「フォーククルセイダーズ」の加藤和彦が生み出したサディスティックミカバンド・・・・・「トランザム」や「スモーキーメディソン」などとも交流、金子マリも
この流れです。

③斉藤ノブや桑名正博らの「バイバイセッションバンド」・・・・・伊東銀次、坂本龍一、上原裕も参加、幅広い人脈を作りだし「一風堂」や「YMO」もこの潮流です。

④「エム」・・・・・のちに「カルメンマキとOZ」を生みました。ハードロック系でした。

⑤いわゆるGSの「タイガース」「スパイダース」など・・・・・PYGに結集後、ロカビリー後のミッキーカーチス等と合流、その後井上尭之バンドに続きます。

⑥竹田和夫の「ブルースクリエーション」・・・・・ロックギター坊から絶大な尊敬を集めました。

⑦寺内タケシの「ブルージーンズ」・・・・この大御所から近田春夫や内田裕也につながります。

そのほかに「モップス」も骨太で素敵なバンドでした。(参考:学研1970音楽大百科 日本のフォークロック)


こうやって眺めると確かにBLUES、R&Bをやっていたバンドはカップスくらいですから、まさに先駆けといえましょう。(多くの人に知られないR&Bバンドは沢山あったと思いますが)

カップスの時代は70年安保の時代でありベトナム戦争の時代でした。
横浜本牧は米軍接収地でフェンスの中のPX(スーパーマーケットの様なもの)のネオンやボウリング場、緑の芝生とアメ車、そういうアメリカンドリームを私は憧れのまなざしで見ていました。
そのフェンスの中から沢山のアメリカ人がベトナムに送られて死んでいきました。
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by bbbrothers | 2005-02-03 22:57 | 音楽の話題