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恐怖のYOSAKOI

ここ数年「よさこいそーらん」が流行っています、が、私、見るのも聞くのも大苦手。

しかし先日、二の酉でとうとう「よさこいそーらん」に捕まり踊らされてしまいました。
なんと境内に目を疑うばかりの夥しい「よさこいそーらん」が集結していたのです。・・オーマイガーッ!!

これまで私、ずっと上手くかわしてきました。
風に乗って例の「ROCK民謡」が聞こえてきたら要警戒です。
もし道路を小走りするヘンテコ衣装の母子が数組居たら、
それは間違いなくチームの集合に間に合わんとして急いでいる「よさこいそーらん」です。
このまま行くと完全に「よさこいそーらん」出くわしてしまう・・・
なんとなく近くでチャッチャッという木っ端を打つ小さい音がしたら、それはあの「鳴子」、
かなり危険・・すでに囲まれてしまっているかもしれない!!一刻の猶予もありません、直ちにUターンです。
万一遭遇してしまった場合ですが、落ち着いて、踊り子と目を合わさぬように後ずさりをして路地に逃げ込みましょう。
決して焦って隊列の前方に向かって逃げては行けません。前の方にはボスが居て相手が誰かれ構わず「気合い」を入れてくるからです。
追っては来ませんから普通のスピードで逃げて大丈夫です。
ただし知り合いの場合は「○○さ~ん・・見に来てくれたのぉ~」と追ってくる可能性があります。
衣装とメイクで誰なのか分かりにくくこの場合は大変な恐怖です。

「よさこいそーらん」って「ウスッ」って言って並んだり、「オマイラ イクゼィ」って頭(カシラ)が喝を入れたり、
ダンサーの後方でラメの兄貴が団旗なんか振ってるし、けっこう族っぽくありませんか?
夜露死苦って歩道橋に書いちゃうぞ。
あとね、曲中の「そりゃぁ!!」っていう「合いの手」、突然のオヤジの怒号に肝が冷えます。
それにマイクが口に近すぎませんか?音が割れて不気味です。
曲のイントロにかぶせた「語り」なんかにもスゴいのあります。
地球の平和を実現するために我々はやってきた・・とか言うあなたたちは宇宙人に見えてきます。
この踊りで地球の環境破壊を食い止めます・・!? それ聞いて私、スプレーかけられた蝿のように悶絶です。
衣装とメイクの発想も謎です。和洋中バイキング、古今東西森羅万象、どこかで見たような見ないようなデザイン。
衣装は激しい動きに耐えられるような合理性もあり、小物にも凝っていてなかなか侮れません。
踊りの主力は中高年の女性たちです。ちなみにみなさんタイツが厚めです。
「よさこうそーらん」とはコスプレ・ストリート・ダンスパフォーマンスってところでしょうか。

さて、またの機会には私が踊らされてどうなったかをお話ししようとおもいます。
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by bbbrothers | 2004-11-21 13:18 | 音楽の話題

茶色の朝

フランスの昨年のベストセラー「茶色の朝」
お勧めです。1000円くらいです。

たった13ページですが、読むのが辛い・・・何度も読めないです。
富んでみて辛いあなたは私と同じです。
もし辛くないあなたなら、そういうあなたになりたい。

私の親友は「読むうちにどんどん不愉快になった」・・・・
そのとおりです。気持ちを試されるような気がするからです。
責められる・・・責められる・・「君は、何をしているの?」と。

今、戦争の気配が私の上空を覆っていると思います。
外堀が埋まった事にも気づかない人たちが変に元気です。
上空を見せないように、地べたに誰かが虚飾を蒔いています。
知らない間に頭をもたげると別世界になっていることでしょう。
だから前を向き、胸を張り、仲間を信じて、楽しんでいきたいと思います。
が、「茶色の朝」は、鋭利な刃を私の喉元に突きつけます。

jrのようなわかい世代は」どう読むのだろうか?

ダイジェストは次の通りですが、本の挿絵も秀逸です。

世界中のどこにでもあるような、とある国の物語。友人と二人でコーヒーを飲みながらおしゃべりをするのを日課にしている男がいた。ある日、主人公は、その友人が飼い犬を始末したということを聞かされる。その理由は、ただ毛色が茶色じゃなかったからだった。その国の政府は、茶色の犬や猫のほうがより健康で都市生活にもなじむという理由で、茶色以外のペットは飼わないことを奨励する声明を発表したばかり。主人公は、自分が飼っていた白黒の猫をすでに処分した後であったが、友人がその犬を始末したことに少しショックを受けた。
時は流れ、二人は日課をいつも通りつづけていたが、小さな変化が起こっていた。人々は話し方を微妙に変え、茶色以外のペットを排除する政策に批判的だった新聞は廃刊になった。それでもたいして変わらない日々の生活がつづいた。友人はあたらしく茶色の犬を、主人公も茶色の猫を飼いはじめた。でもその時には、さらに新しい状況が生まれていた。友人をはじめ、多くの人々の逮捕がはじまった。そして夜明け前-ある「茶色の朝」-主人公の家のドアをノックする音がする・・・。
刊行年月日:2003/12/10
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by bbbrothers | 2004-11-16 19:57 | 戦争と平和

演劇感傷

文学座坂口芳貞氏演出によるOPAP公演「僕の東京日記」を淵野辺プルヌスで観た。
ここ数年、桜美林大学はOPAP(桜美林パフォーマンスアーツプロダクツ)という、地域を意識したアートプロジェクトに取り組んでいて、
各種のワークショップ開催や市民と共用できるホール(プルヌス)を新設するなどさまざまな取り組みを行っている。
この公演は桜美林大学の演劇専攻生たちによる作品発表公演の一つである。専攻生だけあってしっかりした作品に仕上がっていた。

70年代のある賄い付き下宿が舞台、様々な下宿人達の暮らしぶりを描いている。
当時の社会状況、つまり全共闘、ベトナム反戦、ヒッピー、安保闘争、内ゲバ、同棲時代・・・あの時代・・混沌としながらも、それぞれが大いに未来を描き夢を語り得た時代だった。
こう言うと、未来が明るく輝いいていた時代のように思う人もいるかもしれないが、実は状況はせっぱ詰まっていて、各人は実は一杯一杯で、大ボラを吹いていないと自分が失われてしまう焦りと恐怖感があった。
たまたま私も同じ時代を同じように生きていたから、作品のシーンには自分の過去とオーバーラップするものも多かった。
ふと、作品で描かれていた学生達の「ひたむき」さと「葛藤」「悩み」に寄り添わず傍観し、さらに「滑稽」に感じるという今の自分の「冷酷さ」に気づく。
作品をコミカルに仕立てた演出家坂口氏もその点では共犯者だ。
しかし作品として観客に楽しんで頂くならこれが一番だろうし、ずいぶん時も経った・・・
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by bbbrothers | 2004-11-14 20:01 | 演劇・ダンス

コードF

腐れ縁の知人MSさんが、またまた「ギターを始めるぞ!」と宣言しました。
路上ライブなどでアコギのユニットが流行っていますが嬉しい限りです。
MSさんは残念ながら若者「ヤング」ではありませんので「四十の手習い」(五十?)でしょうか。
指先の運動は脳に良い刺激をもたらし老化防止になるそうですから頑張っていただきたいです。
またまたというのは、これまでも何度か私はMSさんの宣言に従い、センパイとしてコードブックなどを進呈したことがあるからです。
残念ながらMSさんはラテン系の大らかな人柄で、少し練習するとすぐ「シエスタ」そして「バカンス」へ突入。
歌はうまいのですがギターはなかなか進まず毎回リセットのようです。

MSさんが休憩に入るのは、Fのコードにとりかかるところです。
確かにFのコードはギターを始める人にとっては最大の難関です。
セイハーだっけ?人差し指で全部押さえるヤツ・・
これは確かに難しくて、ザランと弾いたつもりでもポコポコだったりビリビリだったりで泣きたくなります。
私たち昔の青少年は、ガッツ!パンチ!ファイト!でホットに取り組むとともに、
根性と忍耐と友情を楯やペナントという形で勉強机の前に飾ったりして精進しました。
それでも高校時代の友人サッカーのI君も柔道のO君も残念ながらコードFで辞めていきました。

コツは、音が出る瞬間だけ人差し指に力を入れれば楽!でも、ついずっと力を入れて指をつってしまったり・・
同じ形で3フレット上のGや5フレット上のAだとかなり楽!そっちから攻めるのも手です。
もしMSさんのようにFでつまづいた人はご参考に。
Fが出来ればもう路上へゴー!怖いモノ無しです。
次に壁となるのはBbですが、ここまで来ればBbなんかなんとかごまかせます。
今でも私、Bbは相当気合いを入れないとちゃんと音が出ません。
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by bbbrothers | 2004-11-09 19:59 | 音楽の話題

やっぱりダンスはおもしろい

10月24日の夕方、横浜BANKARTで開催された「舞踏の華 舞踏の火」 に出かけました。
昨年急死した舞踏家、元藤(もとふじ)あき子さんの1周忌イベントです。
元藤さんは暗黒舞踏の祖、故土方巽(ひじかたたつみ)氏の夫人で、目黒アスベスト館を主宰。
アスベスト館は50年代より前衛舞踊の最前線を担い、60年代にはそこで土方巽氏が世界に誇る「舞踏」/BUTOUを創造し、
芸術のさまざまなジャンルに影響を与えてきました。
24日の前半はレセプション、元藤さんの最後の公演映像が斉藤徹さんのウッドベース生演奏と一緒に映写され、
また白石かずこさんの朗読、笠井叡さんのダンスパフォーマンスなどがありました。
後半は全国から集まったいろいろなダンサー達と、ご存じ「渋さ知らズ」がコラボレートするフリーセッション。
まず舞踏家ひとりづつ5分程度の作品をつぎつぎとリレーで演じていきます。これが2時間、実に面白い。
暗黒舞踏正統型の裸白塗りから仮面、和モノ、アクロバティック・・何でも有りであられもなく、コンテンポラリーダンスはさすがです。
それに加えての音楽界の何でも有り集団「渋さ」です。こちらもさすが、こういう場面は彼らの真骨頂。
大興奮の1日でした。小さな「よいこ」が見たなら、笑いころげるか朝までうなされるかのどちらかでしょう。

土方氏と日本の舞踏を作り上げてきた大野一雄氏も会場に姿を見せました。
大野氏は高齢で歩いたり話したりできませんが、司会者達に車椅子ごと舞台に乗せられると
観客席のほうに向かい、右手を微かに蝶のようにひらひらさせて見せました。
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by bbbrothers | 2004-11-08 20:03 | 演劇・ダンス