カテゴリ:芸術の話題( 25 )

炭鉱が好き  目黒区美術館

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炭鉱好きの同志へ!! 行ってきたよ!。
目黒区美術館ほかで開催中の「文化資源としての炭鉱展」はまれに見る好企画だ。
美術館サイドからの新鮮なアプローチに、そうなんだヨ!オラもそう思ってただ!と激しく頷き続けて顎関節症になった。会期末は12月27日だからもう一度いく。

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パート1は絵画、写真、ポスターなどが400点、どれもシビレルなや~。
中でも山本作兵衛氏による膨大なスケッチ集は貴重である。図録も売っているが5000円とちと高い。夏の越後で出会った富山妙子氏の作品にも再会、あらためて襟を正し真実を知り、伝えようと思う。
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炭労のポスターもいいんだなぁコレが、団結して歌ってシホンと闘っちゃうぞ!
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もちろん写真もいい。土門の筑豊はなんといってもこどものシナヤカさがいい。
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端島(軍艦島)は撮影の定番だが、その炭住の一室で撮影された2枚のスナップが秀逸だった。
空知のサイロ屋根の炭住のフォルムは空の冷たさに対比されとても温かい。
炭鉱って北海道と九州なんだよな・・・

パート2は川俣正氏が制作した炭鉱町のインスタレーションなのだが、腹が立つほど良くない。見たらダメ。

パート3「映像の中の炭鉱」はポレポレ中野が会場で、炭鉱映画が一挙に14本が連続上映されている。リストを見ると、おーっ!ありゃぁ!うへぇ!うーむ! 見たくて焦る。平日に行くのはかなり無理、上映期間も11日までなので厳しい。こういうのこそオールナイト5本立てとかでやってほしい。

http://www.mmat.jp/event/tanko/index.html
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by bbbrothers | 2009-11-30 22:35 | 芸術の話題

キジマ真紀「「ファンシーガーデン」

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今でも心がゾワゾワするキジマ真紀さんの作品「ファンシーガーデン」

これはもしかして
寝た子を起こしてしまった・・・?
墓のふたを開けてしまった・・・?

ヤミクモでゾクアクで執念深く無責任(笑)
見ようによってはシュールでキッチュなんだけど
ワタシにはこのハウスがどうも居心地が悪い

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「いえいえ寝ていたわけではありません、死んでたわけではありません」
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「キジマさん あなたが来たからちょっと相手をしてあげただけですよ(ワッハッハ~)

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キジマ真紀さんは1年近くも前から展示場所の小荒戸集落に足を運び、村人とワークショップを重ねていった。
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「ファンシーガーデン」はその発表会でもある。

ゲージツというちょこっとしたアイテムやアイデアが、大地と人々をつなげて、なんだか面白いことをうみだすことができる、みんなで笑いながら。
越後妻有「大地の芸術祭」の精神そのものズバリの作品だ。

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キジマさんの制作日記はこちら
http://kijimamaki.exblog.jp/
こころが温まりますよ。
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by bbbrothers | 2009-10-10 10:20 | 芸術の話題

大地の芸術祭2009

先日「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ2009」を駆け足で見物してきた。今回は廃校・廃屋を利用した展示が増えた。印象深かった作品をいくつか紹介する。
開催は9月13日まで、みなさんも足を運んでみてはどうだろう(車でまわらないと大変です)。


作品番号 90 瀧澤潔 「津南のためのインスタレーション―つながり―」
使われていない織物工場でのインスタレーション。働いていた人の落書きを見つけた。窓の外には水田の稲穂(コシヒカリ)が輝いていた。
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作品番号 28 ジャネット・カーディフ& ジョージ・ビュレス・ミラー 「ストーム・ルーム」
何の変哲も無い住宅2階の小部屋が落雷と豪雨に襲われる。子供のとき感じた不安を思い出す。すごい臨場感、いったい仕組みはどうなってんだろう? とにかく驚かされた。
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作品番号 33 田島征三 鉢&田島征三・絵本と木の実の美術館
閉校された小学校をつかった瑞々しさあふれる展示。別の廃校を使ったクリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン「最後の教室」2006と比較すると、暗から明、静から動、死から生へという蘇生のイメージ。
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作品番号 146 キジマ真紀 「ファンシー・ガーデン」
不思議な作品である。村のオバちゃんたちが暇つぶしに遊んでつくってみたイミテーションフラワー。とうとう難解なゲンダイビジツに地元が箸をつけた、という感じで芸術と日常の境界が溶け出したマージナルな作品。
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作品番号 24 石塚沙矢香 「うかのめ」
米粒を丹念にひと粒ずつ糸に貼り付けて吊るしている。クモの巣に付いた雨粒のように白く透き通って輝いている。隣の稲作農家の人もずいぶん制作を手伝ったという。作品が出来上がってどんな気持ちだろう、ムラに人がたくさん訪ねてきてきっと嬉しいだろう。
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作品番号 130 富山妙子 「アジアを抱いて―富山妙子の全仕事展1950~2009」
美術には他にはない独特の力があることを再確認。富山さんは1921年生まれ、彼女のターゲットには全くブレがない。女性は戦争と平和を映す鏡だ。作品を見ていると、あなたも一緒に立ち上がりなさいよ、と手を曳かれる気分になる。すごい人が居るものだ。
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初回から行っているので4回目、12年前に一緒に行った末っ子はその後成人し、今や家出して行方不明  (´-`;)

野外彫刻は飽きた、特に固いもの系。畑に河原に屹立する金属の巨大オブジェは初めこそ力強く思えたが、今はよそ者が立ちションした形跡のように醜悪だ。

芸術祭には初めは外から作品が持ち込まれた。次に作家が地域から何かを吸収して作品をつくった。今後は地域が作家から何かを吸収して作品を作りだすことだろう。そんな予感がした。


その他の作品写真
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by bbbrothers | 2009-08-15 16:14 | 芸術の話題

森哲弥展~Physical~

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先日、東京青山トキ・アートスペースで開催されていた森哲弥展~Physicalに寄らせてもらった。

かつて造形作家の森哲弥氏とワタシは同じ芸術施設で働いていて、3年ほど企画展やワークショップをやっていた。森さんは素材の味わいを丁寧に組み上げた立体作品が得意で、大型の野外展示作品群は迫力と繊細さが同居していて特に魅力的だ。
こどもむけワークショップなど美術教育分野でも活躍中である。
http://www.geocities.jp/spmht307/page_mori.htm

今回の作品は、小さい杉チップを接着し積み上げていった「人体」、柔らかな印象だったので女性と思ったら、性別はとくに意識していないそうだ。
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ところで一緒に働いていたとき、吉田拓郎氏と高見沢俊彦氏(アルフィー)の二人がテレビ番組のロケで「芸術体験」に来たことがあり、そのとき森さんが二人に木工を指導した。

高見沢氏はド派手な風貌とは違って物腰が実に謙虚。真面目で高潔な人柄であった。森さんの指示に従い熱心に黙々と工作に取り組んでいた。
一方、吉田拓郎氏は作業がザツですぐに飽きてしまい、高見沢氏の作業にチャチャをいれたりスタッフを笑わせ続けた。お茶目で気さくで、気配りあふれるとても優しい人だった。
ワタシのアコギにはこの日の「たくろう」のサインがある。
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by bbbrothers | 2009-05-04 11:10 | 芸術の話題

最近の高校生は・・・

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3月末に観たホールイベントArtLive「迷宮レストラン」。
ダンス、歌、音楽、映像、詩などのコラボレート・ショーで、テーマは現代の食をめぐる問題。
5分ほどのシーンが次々に演じられる。
なかなかカッコよくて、70分という長丁場を飽きることなく楽しめた。

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このイベントはなんと出演、脚本、舞台、音楽、ダンス、衣装すべてが、某高校の生徒による手作り。
オカネを取れるレベルの出来ばえで特にCGの腕前には脱帽だった。
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私の高校時代の学芸会と比べるとまさに「月とすっぽん」 全くかないません。
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ところでこのコトバ、どちらも丸いが大いに違うという意味。


イベント概要はこちらに
http://www.art-m.org/artlive/
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by bbbrothers | 2009-04-12 16:56 | 芸術の話題

横浜トリエンナーレ2008

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この連休は現代美術展「横浜トリエンナーレ2008」に行ってきた。トリエンナーレというのは3年に一度開催される美術展のことで、トリは3という意味だ。「横浜トリエンナーレ」はまだ3回目で歴史は浅い。
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今回はメイン会場が3つに分かれていたので自転車で巡った。自転車がなくても歩いていける距離で、港湾施設の風情を味わいながらの移動は楽しい。でもサブ会場のひとつ「三渓園」だけは自転車で40分もかかりさすがに遠かった。チケットが2日券なので全会場を回るのも無理なハナシではない。
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一番広い「新港ピア」会場の建物は今回新たに建設されたそうだが、のっぺりとした多目的展示場っぽくて味もそっけもなかった。
一方「赤レンガ倉庫」はきれいに改修・保存されていてショップやレストランは普段からにぎわっている。展示スペースはタッパが不足ぎみであるが、それを補ってあまりあるほどに建物の佇まいが佳い。
独特なのは「日本郵船海岸通倉庫」会場。使われなくなった古い巨大倉庫をBankArtという地元芸術団体が使っていて、今回はトリエンナーレにスペースを提供したかたちだ。内部空間は広大で錆色の大きな鉄扉が美しい。床の中央から屹立する何本もの太い柱は展示の邪魔ではなく、かえって作品を引き立てる。構内クレーンの痕跡もそれ自体が芸術作品に思える。横浜港の匂いが封印されたこの建物、作品にも息を吹き込んでいるに違いない。
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現代美術の楽しさはインターメディア=絵画、立体、映像、音楽、ダンスなどを複合したりの自由な表現にある。展示場所やディレクターの方針などで制約を受けるだろうが、それでも迸(ほとばし)る表現のアイデアをシャワーのように浴びるのはとても心地よい。
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音声ガイドやスタッフによる作品解説で「あぁ そうなのか」と気付くことも面白い。でも一切説明を受けず自分の五感と印象だけで見て回るのも楽しいものだ。
もともと、作品を「気付い」て「理解」しなければならないわけではないし、すべての作品を楽しめなくてもいい。そもそも100点もの作品を理解しようなんて大仕事で無理だし、そこまで作者に近付かなくてもいい。
ところで新港ピアではこどもスタッフチームによる作品説明ツアーが開催されていたが、これはこどもに嘘をつかせるようなもので良くないと思った。
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だいたい「現代美術」は抽象的だから大概は意味不明だ。それでもなにか直感的に訴えてくる作品があって自分の体内&脳内波長との一致を感じる。後戻りしてもう一度見たくなるような作品がいくつかあるものだ。これまでにも一瞬の出会いなのにずっと心に残っている作品がいくつもある。
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作者の情熱に突き動かされることもあるが、サクサクっとした感じにも強く印象付けられることがあって、自分はなぜこれが好きなんだろうと考えてみたりする。作品を見ることで自分を見ることになっている。
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各作品の感想はキリがないので全体的な印象といえば、今回は内向き、後ろ向きでパワー不足と思った。それが今の世相なのだとすればまさに「現代」美術である。

「赤レンガ倉庫会場」は映像作品が中心。あえて8mm映写機を使い、映像や照度の揺らぎ、リールの回転音などを意識的に利用しようとする作品があったが、若い人にとって新鮮でもワタシからみれば懐古趣味でしかない。また宇野亜喜良、横尾忠則、赤瀬川原平たちが出演している70年代の映像、土方巽のソロダンス「疱瘡譚」の一部(1972)映像をそのまま流ししていたが、最近の「生み出す」ことが出来なくなった「後ろ向き」な状況を皮肉にも表現しているのかもしれない。
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一方、気を吐いていたのは「郵船海岸通倉庫」の作品群、エネルギッシュで観る者に対して挑戦的であった。ただその「気」が原初的なエロチックとグロテスクに収斂しヤケクソ感に満ちあふれていたのも、「現在」我々がそこまで追いつめているという証なのかもしれない。

展示以外にさまざまなパフォーマンスも行われている。11月30日が最終日。
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by bbbrothers | 2008-11-26 23:04 | 芸術の話題

追悼 下川秀久画伯

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私の叔父が先週の土曜、癌の療養も効果なく他界した。画伯というの私が勝手に呼んでいるだけだ。
叔父は西伊豆に生まれ、カツオ、マグロ、サンマ漁船に乗り込み魚を追うホンモノの漁師だった。
私が子どものころ、漁師仲間の宴会について行ったことがある。豪放磊落な荒くれたちの中で、叔父はいつも静かで穏やかだった。それでも赤銅色の肌と一切の無駄がそぎ落とされた体躯は海の男そのものだった。

叔父は、絵と書を描くことが趣味で、何百もの見事な作品を残して逝った。
鉛筆、クレヨン、水彩絵の具に画用紙、半紙といった小学生の図画工作、習字と同じ道具。誰に習うことなく自己流なのだという。最近は詩も作っていたようだ。どの作品もどの作品も柔らかくて優しくて、叔父の人柄がにじみ出ている。

家族以外に作品を見せたことはないというから、一度、個展を開いてみてはと持ちかけると、恥ずかしいさぁの一言だった。

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驚かされたのは、短時間に何も見ないで描くということだ。柿の絵は入院中に柿を思い出して30分くらいで描いたという。
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村の絵も実在ではなく想像だというからたいしたものだ。
全部持ってけや、というのでこの村の絵を貰ってきて飾ってある。

昨夏、暑中見舞いに絵手紙をもらい、返事を書かねばと思いながら年を越し、また暑い夏が近づいてきた。
もう返事を受け取って貰えないことになった。
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by bbbrothers | 2008-06-20 20:42 | 芸術の話題

「ネパールの人々」 山口富子写真展

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山口富子さんの写真展「ネパールの人々」を見てきた。飲み友達、といってもワタシよりはるかに先輩だ。

山口さんは仕事を定年退職してからネパールに通い、小学校に寄付を届けたりしながら写真を撮っている。
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人々の表情がとても自然だ。子ども達の瞳が済んでいる。美男美女が多いようにも思う。住宅の建物の細かい装飾、色彩鮮やかな衣服、青空に翻る原色の旗、畑仕事をする村人達、踊る人を囲む子どもたち、水浴びする水牛、市場の鶏やブタ、何百段もの棚田・・・どれもこれもおだやかで美しい。
写真ひとつひとつに山口さんの人々に対する優しいまなざしがあふれていた。

ハッとさせられるのは背景に壁のように聳え立つヒマラヤの雪嶺、圧倒的荘厳がこちらに迫り来る。


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写真撮るときの苦労は?と尋ねると
「特にないよ、撮りたいものはいくらでもあるしね」
照度とか絞りとかは?
「AEでだいたい撮れるよ、いまのカメラはいいのよ」
子どもとか嫌がらない?
「飴とかあげる、喜ぶよ。風船も皆好きだよ、でもすぐ割っちゃう」
言葉は通じますか?
「全然(笑)」 「ね、ネパール いいでしょ~」

と、いつものように気さくでサバサバ。

ネパールの経済力はGDPで日本の100分の1でしかない。
でも写真から人々の確かな心豊かな暮らしぶりが伝わってくる。
私達日本人は彼らより100倍豊かだろうか。
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by bbbrothers | 2008-02-01 20:47 | 芸術の話題

現代美術展のハシゴの続報

ZAIMの前に寄ったのは神奈川県民ホールギャラリーで開催中の「沈黙から」塩田千春展。
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彼女はベルリン在住の若い作家で、平面、立体作品制作だけでなくパフォーマンスも行っているそうだ。本企画では彼女の作品と音楽、朗読、ダンスなどの公演のコラボレートもしている。

展示作品で目を引くのは、広いホールの中央に設置された焼けただれたグランドピアノ、寒気がする無惨さである。ベルリンで焼いたそうだ。ピアノを取り囲む数十の観客椅子も焼けただれている。フライヤーやカタログでは白いピアノだが実物は完全に黒ずんでいた。
そのピアノと椅子にはあらゆる方向の天井、壁から夥しい数の黒い毛糸がピンと張られ、作品全体が鳥の巣のような感じで囲われている。

ピアノを焼くなんて恐ろしい、とても挑戦的で緊張感があふれる光景だ。毛糸はピアノから発していた音や気配を表しているのだろうか。

夥しい糸を広い会場に張りめぐらせ作品を覆い尽くすには何日もかかったであろう。彼女は世界各地でこの展示を繰り返している。綿々と紡ぐ彼女の姿を想像すると、じっとりとした生々しさと執念を感じる。
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もうひとつの大型作品は彼女がベルリンの廃屋から集め続けた、これまた夥しい数の窓枠の立体構成だ。大小さまざまの窓枠は白に塗られ、数メートルの壁状に組み上げられていて、その間を観客が歩いていくように展示されている。なんとなく病院のイメージがあった。作者の意図とはズレるが窓枠の金具や蝶番の様々な意匠も楽しい。
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いずれも後からジワジワと効いてくる作品だ。
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by bbbrothers | 2007-11-07 22:20 | 芸術の話題

台湾の移動舞台

c0018561_21321767.jpg今日は月曜だが、シゴトはやめて現代美術展をハシゴしてきた。

台湾の写真家 沈 昭良氏 SHEN CHAO-LIANG(台湾)による組み写真展「STAGE」はとても面白かった。

「台湾綜芸団」Taiwanese Cabaretという芸能集団の移動舞台を追いかけて撮影している。
この「台湾綜芸団」Taiwanese Cabaretはイベントや冠婚葬祭場に呼ばれ大型トラックで参上、トラックの荷台ウイングや天井が開いて後部に豪華絢爛な野外ステージが出現する。背景の書き割りはイベントやスポンサーに合わせているらしく様々だ。でもどれも色鮮やかで派手、実にキッチュで美しい。立派な音響や照明もセットされている。
この舞台が忽然と日常空間に出現し、闇に浮かび上がる様子は幻想的で夢のような光景だろう。
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会場は横浜ZAIM、ほかにもインスタレーションが多数。沈氏は今日までで終了。
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*これまでの仮設舞台関係の記事です
山あげ祭り http://bbbrothers.exblog.jp/6111882
見世物小屋 http://bbbrothers.exblog.jp/1477819/
水族館劇場 http://bbbrothers.exblog.jp/6261476
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by bbbrothers | 2007-11-05 21:38 | 芸術の話題