カテゴリ:音楽の話題( 146 )

モーラム・ディスコ

先日、タイ・バンコクに滞在中、友人W氏が「モーラム・ディスコ」に連れて行ってくれた。W氏もたまたまバンコクに来ていたのだ。

捕まえたタクシーに汗をかきながら怪しいタイ語で行き先を指示するW氏、伝わったのかわからないままこれぞ見切り発車。
見知らぬ国の見知らぬ街の見知らぬ店へ時速100kmで爆走するタクシー、今日は戻れないかな・・・と覚悟を決めた。

20kmくらい走ったあたりで到着したその店は国道沿いの大きなドライブレストランといった風情。めでたくも目的地だったようだ。店の名はイーサン・サンタデーン??

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店の扉を開けると広いステージにホストファッションのニイチャンユニットがラブリーに歌い踊っていた。演奏はシンセ多用の爆音エレキバンド、いわゆるアジアン歌謡ロックサウンド。もちろんアフタービート禁止の8beat本流、歌モノで情緒たっぷりだ。

天井が高く相当広い倉庫のような空間、次第に目が慣れ店内の様子がわかってきた。200人くらいの人たちがワイワイと飲み、喰い、しゃべくり、立ち上がって踊っていて、コンパの同時多発状態。和民と白木屋を合体して平屋にして壁をはずした感じだ。みんな20代の働いている若い人達だとおもう。
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「モーラム」というのは東北部の民謡、この店はバンコクという大都会に出てきたイナカの人たちが集まって楽しむ場所らしい。「ディスコ」というが気取りが無くて好印象、着いたのが土曜の22時過ぎで一番盛り上がっている時間のようだった。

おそらく外国人は私たち二人だろう、そもそも外国人が来るわけの無いロケーションと空気、英語も全く通じないしタイ語も読めないから暗闇でメニューを見ても手も足も出ない。もっぱらシンハビールを呑み続けた。タイではビールに氷を入れるから薄くなる。氷を入れるなと理解させるのにえらく手間がかかり喧嘩になるところだった。こういう場所では喧嘩は禁物、多勢に無勢だ。

じきにバンドが終ってDJタイム、人気DJらしき男がどんどん煽っていくと場内はさらに熱くなっていき曲によっては大合唱になった。ガイジン好きのネエチャンたちが鼻息荒く寄ってきて、変な言葉で話しているうち一瞬イケナイことを考えた。

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さてこれは店の入口にでてきた白いスーツで踊っていたニイチャンユニットたち。よく見るとニイチャンじゃなくてオッチャンだったり、それからネエチャンと思ったらニイチャンだったりでタイはとっても自由でインチキだ。

この日はそのあとバンコクに戻ってもう一軒ライブハウスをハシゴした。こちらは普通のオサレなライブハウス、到着時はブルースバンドが出演中、BBBで出演したくなった。次の出演は女ボーカルのポップスバンド、Wさんが狂ったように踊っていたのが変だった。

また行くとしたら「モーラム・ディスコ」、もっと早い時間から入ろうと思う。
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by bbbrothers | 2008-09-05 21:01 | 音楽の話題

中之条町の足踏みオルガン・・・・・・オルガン三題その1

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ふと通りかかりにのぞいてみた群馬県中之条町の歴史民俗資料館。小さいながら展示の充実ぶりは意外であった。その一室に、ちょうど私が通っていた時代の小学校教室が復元されていて、足踏みオルガンが2台置いてあった。珍しく「自由に弾いてください」とある。

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そのうちの1台はストップが7個もついている高級なYAMAHA、製造年はわからなかった。
さっそくペダルを踏みながら音を出してみたところ、かなり大音量が出るのにびっくりした。音程にも狂いが無く鍵盤もしっかりしていて、しかもオルガン全体が箱鳴りもする感動的な音色だった。誰もいなかったので30分も弾かせてもらった。

この手のオルガンはアンティークオークションの定番であるが、こんなにいい音がするならば楽器として欲しくなる。
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by bbbrothers | 2008-06-24 22:01 | 音楽の話題

明日はB-3

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明日はハモンドB-3の練習、うーむ、武者震いするだよ。
これアメリカ製のオルガンで実に手ごわいだ。普通のオルガンがオートマ車だとしたら自走ショベルカーみたいに操作が複雑だがや。理論的には数億種類の音色が作り出せるとされているだよ。
でもなあ・・電源オンで音さすぐに出てくれるわけでもなく、かなり習熟しないとドの音だってまともに鳴ってくれねえ。

B-3はジャズやブルースシーンで最高峰とされている機種、1973年頃に製造が終了したビンテージ楽器だから、国内で実物を目にしたり生音を聴く機会は滅多にねえだよ。
これまで世界中のプレイヤーが使ってきたし、今もオルガン音色といえば大概このオルガンを模してつくられてる。

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さてこの貴重な憧れのB-3、昨年は知人Mさんのスタジオにお邪魔して何度か弾かせてもらえて本当に感動しただ。おかげで自分の持っている「なんちゃってハモンド」を弾く気がしなくなっちまったくらいだ。
最近、都内の某リハーサルスタジオにもB-3があることがわかり、そっちのも弾かせてもらっている。同じB-3でも個性があって、Mさんのは女性的で繊細、リハスタのほうは男性的で力強い感じだ。明日はオトコのほうさ弾くだよ。またオラはタジタジだろな。

ところでB-3という楽器、よーく考えてみたら、せっかく練習してもライブのチャンスはまず無いさ、実器が滅多にないから。だから練習しても仕方ないだよ。

プロ・ハモンド・プレイヤーで自宅にB-3を持っている人も、デカいからライブ用に運搬すると1回で数万円かかるし、しかも店の入り口が広くないと搬入不能。入ったとしても大きな専用スピーカーアンプを並べて使うから場所もとる、けっこう大変さあ。
だからプロも仕方なく「なんちゃってハモンド」で済まさざるをえないというわけだ。
前述のMさんのB-3は、置いてあった部屋の入口が数年前に改装されてしまい、ついに封じ込められてしまったって話しだ(汗)。

というわけで明日は練習すっけど、B-3を使ったライブの予定はずっとないさ(笑)。


では久しぶりにルー語変換をどうぞ!
http://tinyurl.com/6lvr7o

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by bbbrothers | 2008-06-16 22:02 | 音楽の話題

Dr ロニースミス

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先週末、楽しみにしていたFunkオルガンの帝王、Dr ロニー・スミスのライブに行った。
ロニーさん、ツアーでお疲れだったのか控えめで顎弾きもなかったが、あごひげに黒ターバンで鋭い眼光、存在感は圧倒的だった。演奏中にときおり右腕をうおーっと大きく広げるところはまるでアラビア大魔術の迫力。
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ボーン、サックス、ドラム&ギターの5人編成。1曲目は25分に及ぶワンコードでこれぞFunk。ブルースやバラードも折り混ぜての80分間ノンストップ・ショーであった。
管の二人、めっぽう歌が美味くてめっぽう太っていた。

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会場は初めて行ったビルボードライブ東京、六本木ミッドタウンも初めてだった。末席チケットなので天井桟敷席、でも偶々オルガン鍵盤が見下ろせる位置だったのでラッキーだった。この末席専用のドリンク券売機を発見、ここだけ立ち食いそばの雰囲気。
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出演:~ファンク・オールスターズ~ フレッド・ウェズリー/ピー・ウィー・エリス/Dr. ロニー・スミス アイドリス・ムハマド/ロドニー・ジョーンズ
~Funk All Stars~ Fred Wesley/Pee Wee Ellis/Dr. Lonnie Smith Idris Muhammad/Rodney Jones
&この日は謎の少年が客席から登場、見事なブレイクダンスを披露

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by bbbrothers | 2008-05-28 22:53 | 音楽の話題

沖りえこさん

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先日、神楽坂ボンボヤージで「沖りえこ」さんのシャンソンを聴いてきた。沖さんには先月のBBBライブで受付係をしていただいた。

ピアノの横に凛と立つ沖さんは背筋が美しくかっこよくて、少しだけ物哀しい風情。
1ステージ目は叙情的で奥ゆかしい感じだったが、2ステージ目はそれが豹変、ぐぐいっと迫りくる力強さが満ちていた。

ステージを終えた沖さんが妖艶な水色のドレスでパサラパサラと近づいてきたのでビビッたのだが、沖さんはまったく気さくで優しい女性であった。お酒までいただき竜宮城気分だ。
沖さんは新宿3丁目のお店にも定期的に出演されているとのことだ。

ところでシャンソン界では師匠から弟子へ下賜される練習用音源はカセットテープらしい。iPodなどもってのほかである。新弟子はまずコジマ電気でカセットテレコを買わねばならない。
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この日はお店のご主人平野りり子さんや小松崎豊さんも出演。ピアノは加藤百合子さん。
私はシャンソンクラブが初めてだったが、出演のみなさんからいろいろな話を伺い、楽しく貴重な夜になった。ピアノのはらはらとした弾き方にも興味をおぼえた。
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by bbbrothers | 2008-04-23 21:18 | 音楽の話題

カエル型電子楽器 ケロミン


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カエル型電子楽器ケロミンがついに発売、お値段は49875円で今予約すると45150円だそうだ。

発売は田植えの頃とのこと。http://www.keromin.com/
に書かれている説明が素敵!




「ケロミンは存在感のある新生児サイズ」
「程よい重さの700g」
「手足をたためばコンパクト」





ケロミンの声はこんな感じ
http://jp.youtube.com/watch?v=Un63Q-qRpds&feature=related

さらにくわしくはこちら
http://jp.youtube.com/watch?v=gsSjiQHyz3s&feature=related
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by bbbrothers | 2008-04-19 10:44 | 音楽の話題

「2号機」発表

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J・TODA氏主宰「ゴマチャン電子工房」よりこのたびポータブル・サウンド・モニター・システム「2号機」が発表された。 注) 「南極二号」とは使用目的が異なる。
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「2号機」は「1号機」のブラックで精悍なボディを踏襲しながらも驚くほどスマートなフォルムとなっている。またボタン電池の採用で思い切った小型軽量化に成功し、大人のおもちゃと並べても全く遜色が無い。またワンレバーでのラジコンヘリ操縦機能も今後オプションで追加されることだろう。

「1号機」と同じ1in6out仕様であるが「2号機」には世界で初のバンドリーダー専用ジャックが設けられた。また6連ジャックから蛸足への変更によりイヤホンの絡まりが改善され人間関係のトラブル解消に配慮されている。この蛸足部分には旧ソ連製の特殊ゴムが用いられ宇宙人からの攻撃にも耐えられるようになっている。

トグルスイッチオンの同時に輝くgomachanレーベルのシンボル緑のLEDが演奏後の疲れを優しく癒してくれる。

「1号機」以上に高出力なHi-Fi音質を誇るこの2号機、ミュージシャンから絶大な支持を得るに違いない。

今後の販売予定価格は20万円と1号機の1/10以下である。
さっそく先日のティーンズ・ミュージック・キャンプに持ち込み若い人たちに試してもらった。
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by bbbrothers | 2008-04-11 22:13 | 音楽の話題

「試作1号」

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The musician up to six people hears the voice anywhere always at the same time at a time.

この春、J・TODA氏主宰「ゴマチャン電子工房」からバンドマン待望の新アイテムが発表された。
6人分のアウトプットを備えたポータブル・サウンド・モニター・システム「試作1号」である。
ご覧のようにblackのシンプルで精悍なフォルムが実に心強い。どうしても欲しくなる逸品である。

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これさえあれば録りたての録音を、いつでもどんな場所でもバンドメンバー全員でチェックできるのだ。バンドのアンサンブルが飛躍的に向上すること間違いなしである。
さらに開運機能があるため、メンバーの一人が一台持っているだけでも全員に思わぬ幸運が訪れるかもしれないのだ。

2005年4月にBBBが発表した「アクシックス」A.Q.S.C.SAdvancedQuickSoundCheckSystem)には「インピーダンス違反」でメンバーの人間関係にひびが入るという弱点があるが、この「試作1号」はそれを見事に克服している。

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これは「敷き畳」という日本特有の特殊環境であっても、あらゆるヘッドフォンを完璧にかき鳴らす「試作1号」の雄姿だ。

今のところ受注生産で1台300万円と高めであるが、製品化されれば我々にも手に届く価格となるだろう。
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by bbbrothers | 2008-03-03 21:52 | 音楽の話題

カセットテレコ

今日、ティーンズのライブに4時間ほど付き合いました。
みんなうまいうまい! 
なんといっても音源や機材に恵まれています。

私のジダイはレコードのシングル版が400円、LP版が2000円くらい。
高くて滅多に買えませんから、もっぱらラジヲにかじりつきでした。
また先輩や友達の歌や演奏を聴いてずいぶん曲を覚えました。
これはまさに口述伝承で(笑)原曲を知らなくても関係なかったんです。

そのうちにカセット・テレコが買えるようになりました。
これは自分にとって本当に革命的でした。
まずエアチェックといってラジオ番組の録音です。
当時FMレコパルなど専門雑誌があり、音楽番組の放送予定曲を前もって知ることが出来ました。
聴取者の録音用にMCも挟まずフルコーラスを流してくれました。
また友達とのレコードやテープの貸し借り、そのうちに貸しレコード屋が出現しまた随分と助かりました。

カセットは今でも手元に500本以上あり、1本が20曲録音なら全部で10000曲。
ほとんど全部の曲を覚えていたのですから若い時というのは特別な記憶力があるのですね。

今のティーンズは「新しいこと」をやるのが難しいです、もう誰かに先にやられてしまっている。
というかそのことが分かってしまうのですね、メディアの発達で。

でもよく考えれば、元々「新しいこと」といっても全く新しいわけではなく、改造したり切り口を変えたりしているわけなので、
今の人たちはたくさんのアイデアやアイテムを知ることが出来てやっぱりいいです。
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by bbbrothers | 2008-02-17 20:54 | 音楽の話題

「新春シャンソンショー」

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先月、シャンソンを聴きに行った。
先月は正月だったからちょうど「新春シャンソンショー」だ。
歌うは楠田真木子先生、akko氏(BBG)の師匠である。
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シャンソンなど俺には縁が無いと思っていたが知っている曲がたくさんあった。
「おシャンソンざます」と気取ったものかと思っていたが、楠田先生は随分と気さくな人柄で、力強く歌いながらワインをぐわんぐわんと飲んで、面白おかしいトークでサービス満点。観客からもヤジが飛んだりでbluesに似たところがあった。
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そんな先生だが、とある曲の途中で突然に感極まり、嗚咽のような声になって涙を流しはじめたから俺は実はかなりビックリした。
ところが、いつものことだということですっかり騙された、というかハメられた(笑)。
シャンソンというのはちょっぴり大げさで演劇的なのだな。
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同じテーブルに座った女性が大山のぶ代氏に酷似していてこれまた俺はビックリした。思わず尋ねたらJさんというお名前だった。彼女は楠田先生の「追っかけ」ということで先生のことをさまざま俺にレクチャーしてくれた。
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特に、「先生のフランス語は本物だから素晴しいのよ」と繰り返していたが、俺は身近なフランス女性といえばテレビで見たフランソワーズ・モレシャンくらいなのでうなずき続けるしかなかった。
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ところでこの日はシャンソン・ピアノの奏法にも興味があった。
ビートよりメロディ指向、分散和音を多用、テンポチェンジが頻繁 といったところが特徴か・・・・歌と絡んで能弁なピアノである。

というわけで2時間ほどであったが充実した楽しい時間だった。
ところで先生は浅香光代とは別人である。
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もちろん泉ピン子でもない。
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by bbbrothers | 2008-02-06 20:19 | 音楽の話題