ダイシン百貨店ファミリー食堂

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先日、念願の「ダイシン百貨店」ファミリー食堂へ行ってみた。東京のBC級グルメファンには有名なスポットである。
Wikipediaには「ダイシン百貨店」が次のように説明されている。

【特徴】
・リニューアルしたものの、昭和の雰囲気を残す質素・レトロなつくり
・雑然としているが、床をきれいに保つこぎれいな店作り
・エスカレータは3階までは2人乗り、3階以上は1人乗り
・持ち込み飲食可・上げ下げセルフサービス・社員食堂的雰囲気のファミリーレストラン
・思い切りのいい処分価格、黄色いシールが目印の「おつとめ品」
・昭和時代の事務服を思わせる地味な制服
・衣料品・ファッションは主に40~60歳代をターゲットにした品揃え
・書籍購入時にはもれなくポケットティッシュを配布

なるほど、なかなかハートフルで期待と妄想が渦巻く。「おつとめ品」というのも久しぶり、ターゲット年齢もロック・オンだ。

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さっそく6階の「ファミリー食堂」に向かう。これは入口にポツリとおかれていたお菓子ゲーム機、なかなか手入れが行き届いている。あらためてこうやって眺めると宇宙的フォルムだ。

ところでこの「ファミリー食堂」であるが想像していたような「昭和の雰囲気を残す質素・レトロ」ではなかった。しかし何か微妙な気配が漂っている。古臭くないのだが新しくない。落ち着いている雰囲気だが一方で落ち着かない店内だ。この微妙な趣こそ「一見さん」が気付かないダイシン百貨店ファミリー食堂の真の実力かしれない。

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この店内ポスター、まるで客船のレストランのようだ。外人客を意識した国際感覚が漂う志の高さである。

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エレベーターホールから見たレストラン入口、右手にサンプル棚そして直進したところに券売機がある。
ご覧のように、とっても社員食堂の雰囲気、店員のオバサンたちも一様にテンションが高い。

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最上階にありながら窓が無いので地下にいるような圧迫感、天井が低くなおさらである。これも異空間としての演出をなしている。

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あらためて内装や照明を眺めてみるが「昭和の香り」が残っているようないないような・・・・。

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メニューはラーメン、カツどん、サンドイッチ、メロンソーダなど「デパートお好み食堂」定番ラインナップ。ストレートな品揃えである。値段は社員食堂風にしては意外に高い。
お買い物帰りに食事を楽しむ中年夫婦や子供づれ、一人でビールを飲んでいる年金爺さん、コーヒーで粘っている場違い女性など様々である。
この日はかなり繁盛していてこれも意外だった。

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これこそが代表メニューのスパゲッティナポリタン、わが国におけるイタメシの黒船である。
もっと口の周りが染まるくらいケチャップを奮発してくれて、できればグリーンピースを散りばめてフォークを垂直に突き刺して出して欲しかった。

というわけで、完璧な中途半端さが見事な「ダイシン百貨店」ファミリー食堂。BC級グルメ研究者にとっては手ごわい存在である。
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by bbbrothers | 2008-02-24 21:57 | その他の話題
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