B-3にノックダウン

先日、友人JimmyTODA氏のご紹介で、とあるプライベートスタジオにお招きいただいた。Mさん所有のハモンドB-3を見せていただけるということで前日から興奮気味であった。

B-3というのはアメリカ製のジャズ、ブルースオルガン世界最高峰機種で、1975年に製造終了した今でもその地位は揺ぎ無い。

さてさて、スタジオに入って卒倒しそうになった。B-3がまさにそこに鎮座しているばかりかRhodesもある、FenderTwinReverveなどもゴロゴロしているビンテージの山。桃源郷だ。仕事も家族も捨てこの機材群の中で命果てたいと思ったほどだ(笑)。

Mさんが、弾いていいよと言う・・ゲ!! 大いにビビる。
ベンチに座るが、まるで普段TOYOTAカローラ・オートマに乗っている人間が突然フェラーリのキーを渡されたようなものだ。エンジンのかけ方もシフトチェンジ・パターンも全く分からず手も足もでない。
Mさんが優しくエンジンをかけてくれてシフトパターンを教えてくれた。

恐る恐るも鍵盤にタッチ・・
きたきた~って感じだ!!ヤバい!!

結局、調子に乗ってその日の練習バンド「MINTS」(「BELLS」でしたっけ?)の皆さんと一緒に20数曲も弾かせていただいた、4時間以上。何一つ疲れません(笑)・

前置きは以上で、このB-3はドローバーにft刻印が無いタイプ、つまり正真正銘の超ビンテージモデル(大阪YSの山本さん、あっていますか?)。レズリーは147とこれまた渋すぎ。オーナーのMさんに尋ねるとほとんどノーメンテで動いているとのこと、神々しい。

音はずばり、参りました・・・・・・・
今までハモンドを録音やライブで何度か聴いていたが、弾いてみると圧倒的な違いを痛感、生意気言って申し訳ないが、高音のツーッという艶(なまめか)しさは百万円のワインの喉越し(想像)、低音のうねりはレズリーの材木の木霊(こだま)、リケージノイズ(キータッチのときに発生する雑音)は魑魅魍魎の反応、B-3というオルガンはきわめて生物的なのだなぁ。
そういう要素をたっぷり抱え込んだMさんのB-3とレズリー124は森のようだ。そしてその森が実にジェントリー&誠実に私を包み込んでくれる。
デジタルクローンやPC音源データをあらためて考えると、B-3的な印象を不自然にピックアップしすぎ乱暴だな、ということも感じた次第だ。

そんなこんなで、団塊世代のオヤヂが吉永小百合と半日デートしたときのように、今日も私はボーっとこのスタジオの余韻に浸っております。

JimmyTODA氏とMさんには心から深く感謝。また呼んでくださいませ。


写真はエンジンをかけてくれるところのMさん、
そして私の腕と向こうはいつもこのスタジオを使っているカヨカヨさん。
この日は私にとっては憧れのツインキーボード!
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by bbbrothers | 2007-02-13 20:55 | 音楽の話題
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