静岡新居町で「手筒花火」をみた。長さ1mほどの筒状の手作り花火で、男たちが腕に抱え、点火すると火柱が上に向かって数メートルも吹き上がる。三河から遠州にかけて7月の中ごろから様々な各集落で奉納されるそうだ。
次々に点火され周囲は昼のように明るくなった。シャワーのようにざんざんと降り注ぐ火の粉を浴びながら悠然と舞う花火の持ち手たちには驚きである。熱くないのだろうか、まさに奇祭といえよう。その姿がシルエットとなって幻想的でとても美しい。
見ていると自分もこの火の粉のシャワーに飛び込んで塗(まみ)れてみたくなった。
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