炎 Wish You were here

PINK FLOYD 「炎~炎~Wish you were here」のジャケット写真だ。現在手に入るのは上だ。c0018561_11535096.jpg
c0018561_11525487.jpg1975年に発表された。私は一刻も早く手に入れたくてロンドン盤を予約し手に入れた。国内発売よりは1ヶ月くらい早かったと思う。そのジャケットは燃える男が直立しているほうだった。国内版が発売されてふと燃える男が傾いていることに気づいた。そのほかにもいくつか微妙な違いがあった様に思う。このロンドン盤は残念ながらどこかにいってしまい、あとで買い直した国内版しか手元にない。

「炎~Wish you were here」は、全世界のロックファンを揺るがしたプログレ最高峰のアルバム「狂気~Dark side of the moon」から2年半の空白を経てようやく発表された。圧倒的なスケール感を誇る「狂気」に比べ、こじんまりした感のこのアルバムは当時評価が分かれた。リックライトによると、メンバー達も「狂気」以上の作品をつくることができるのだろうか・・という燃え尽き症候群のような状態で、ビジネスとしてこの作品制作に取りかかったそうだ。

私はもちろん「狂気」にノックダウンされたわけだが、この「炎」も大好きである。当時のメンバーの精神状況を表しているのか、閉塞感が丁寧に描かれ内省的な作品となっている。この内省的な面はピンクフロイドのもう一つの重要な要素であり、それを真正面からシンプルに捉えなおしたといえる。またアコースティックでブルージーな側面とメタリックで無機的な側面が見事に組み合わさっている。

変な例えだが、荒井由実(美は誤字、現在のユーミン)が「紅雀」1978という内省的な名盤を残している。
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by bbbrothers | 2005-08-13 12:01 | 音楽の話題
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