横須賀芸術劇場

7月31日 横須賀芸術劇場で「ヨコスカJAZZドリーム」公演の初日を見ました。

出演は、サリナ・ジョーンズ with安次嶺 悟(pf)小笹了水(b) 竹田達彦(ds)
相変わらずのどっしりとした安定感、まさにショービジネスとはこうやるのよ、という貫禄。

山下洋輔スペシャルユニット:山下洋輔(pf) 水谷浩章(b)外山 明(ds)川嶋哲郎(ts)
例のピアノは健在どころか、これでもかこれでもかとばかりに大盤振る舞い。熱い男、洋輔様!

日野皓正セクステット:日野皓正(tp) 多田誠司(as) 石井 彰(pf) 金澤英明(b)井上功一(ds)
イー・ジョン シク(ts)
少し太られたかヒノテル様、いい男ぶりに磨きが掛かりました。
今回は新進気鋭の石井氏やコリアンの燻し銀イーさんを従わせての親分肌プレイでした。

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ところでこの「横須賀芸術劇場」は何度訪れても感動する見事な美しさです。
完全シューボックススタイルで馬蹄形のホールを4階のテラス席がぐるっと囲む、
日本でもまれなクラシック・オペラハウス・スタイルの劇場です。
キャパは1800席と手頃で、どの席からもそれぞれの席特有の味わいを楽しめる大人の劇場です。

米国海軍第七艦隊総司令部に隣接していて背伸びをすると鉛色の戦艦が見えます。
ここには10年ほど前まで「EMクラブ」という在日米軍将校向けのレクリエーション施設があって、
キャパが300ほどのホールがありました。
そこでは連日連夜ショーが開催されていてこのホールが戦後日本のジャズの発祥の地とされています。
解体現場を見に行きましたが床や天井、壁や椅子に米兵達の阿鼻叫喚が染みついていました。
米兵達は故郷から引きはがされて見知らぬYOKOSUKAに送り込まれ、
明日か明後日かという出撃の興奮と恐怖を、酒と音楽と踊りと女に救ってもらったことでしょう。

そのEMクラブが横須賀市に返還されてこの立派な劇場に生まれ変わり、
市民に広く利用されるにいたったことは嬉しい限りです。

できればホールの外観も何か意匠を凝らして欲しかった。最高裁のようなコンクリ色はもったいない。
ホワイエももっと広く豪華にしたほうがよかったですね
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by bbbrothers | 2005-08-03 21:21 | 音楽の話題
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