錦糸町の河内音頭

気が早い話だが、夏のお盆は錦糸町の「河内音頭」が楽しみだ。本場の河内にはかなわないだろうが、なかなかの賑わいで音頭取り(演者)も一流どころが揃う。去年の出演は、鉄砲光丸、鳴門家寿美若、山中一平、天龍小若丸、ファミリー光博など、大ベテランから気鋭の新人まで十数名が代わる代わる櫓(やぐら)舞台をつとめる。櫓というだけあり家の屋根ほどの高い位置だ。
いまの形の「河内音頭」は戦後興った民衆芸能で、独特の節回しにのせて社会風刺する浪花節のような「語り物」のひとつである。
鉄砲光三郎氏(数年前に死去)と河内家菊水丸氏あたりがスーパースターだ。
裏打(ウラウチ)の2ビートリズムが繰り返される点やワンコードがつづきギターカッティングがグルービーにリズムを刻んでいくあたりはレゲエと似ている。太鼓や三味線も使われるがもっぱらリード楽器はエレキギターで、フルアコのギブソンは玉川カルテットでおなじみだ。ベースもエレキでブンブンとはっきりした音色、最近はさらにシンセもよく用いられている。もともとが盆踊りという野外イベント、電気楽器の音量が向いていたのだろう。音頭というジャンルでもエレキが大活躍、寺内タケシ大先生もご満悦のはずだ。
一杯呑めば自然に踊りの輪に入りたくなる。錦糸町は住人に外国人も多く国際色溢れるカラッとした盆踊りだ。
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by bbbrothers | 2005-05-15 13:11 | 音楽の話題
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