見世物小屋

「見世物小屋」・・・もう現在では滅多に見ることが出来ませんが「大寅興業」さんが唯一興業を続けています。全国のお祭りなどを移動しながら「見世物小屋」や「お化け屋敷」見せてくれます。
その魅力はまず「仮設移動舞台」。現代美術のインスタレーションともいえるでしょう。突然出現し、跡形もなく去っていく鮮やかさ、それがとても謎めいています。
次は見事な客を呼び込む口上、因果を説くその浪々さが洒脱。
小沢昭一氏収録のCDが発売されています。さらにCDには小沢氏が「大寅興業」さんのお姉さん(太夫さん)たちと公演期間中のテントで一緒に雀卓を囲みながらのインタビューも収録されていてとても貴重です。
小屋の表側に掛けられた大きな蛇女の絵も毒々しいタッチと色具合が実に見事です。
さて、いよいよ出し物は・・・おっと、それを証すわけにはいきませぬ。お代は500円~800円ですが、元が取れることは保障します。
そうそう「お化け屋敷」はというと、これははっきり言ってかなり怖いです。こちらのお代も「見世物」と同じ、運がよいと同じ場所に両方開いていることもあります。
え?どこで見られるのかって? これが分からない、だから益々面白い。ちなみにこの10年以内に私が見た、あるいは興行された事を知っているのは、関東では新宿花園神社の酉の市、横浜大鳥神社の酉の市、調布の暗闇祭り、浦和の調神社(つきのみや)十二日祭、秩父夜祭り。関東以外では大阪四天王寺縁日や福岡筥崎天満宮です。行ってみてやってたらラッキー。
「大寅興業」のプリマであるオミネさんは恐らく相当のご高齢、毎回これがお目にかかれる最後と思わざるをえません。調神社で撮影を許して頂いた写真から一枚だけオミネさんをご紹介します。

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c0018561_217584.jpgところでもう一枚の「タコ娘」は2002年新宿花園神社で月蝕歌劇団が公演した「見世物小屋」の出し物です。月蝕歌劇団は寺山修司のスタッフっだった高取英氏がひきいる創立20周年を迎える老舗のアングラ劇団です。このときは廃業した「入方興業」の道具なども借り受けて公演したものです。
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by bbbrothers | 2005-04-13 21:10 | 芸能あれこれ
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