オタ~ケサ~ン♪ とは

今日は長崎弁で・・・

オウムや九官鳥のごたっとが喋るコトバと言えば「オハヨー」「バーカ」、そいから「オタ~ケサ~ン」ばい。
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デパート屋上のペット売り場には、鳥篭の前にしゃがみ込み、執拗に「オターケサーン」と呼び続ける美しか母子像が必ずあったもんたい。

先日、なしてかオイも知らんとばってん突然ワタシの脳裏にこん「オタ~ケサ~ン」が蘇った。なんかの啓示か降臨か、で、調べてみたらこれが大いに勉強になったたい。

「オターケサーン」とはなんと「お滝さん」てゆう実在したおなご性の名前で、幕末に長崎出島に住んでいた有名オランダ人医師シーボルト博士の妻「楠本滝」のことだそうたい。
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シーボルト博士はある嫌疑により国外追放、再入国禁止となってしもうて、愛妻「お滝」、愛娘「イネ」と永遠に離れ離れとなってしもうた。

シーボルト博士は寂しさのあまりペットのオウムに何度も「オタ~ケサ~ン」(オランダ訛)と話しかけたためオウムはすっかり覚えてしもうた。
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さて当時ヨーロッパはモノマネ鳥ブーム、シーボルト博士が持ち込んだとオウムの「オタ~ケサ~ン」のオリエンタル・ムードがヨーロッパ中に広まった。

そん後、時代ば経て今度は日本にモノマネ鳥が輸入さるごとなった。そんオウムや九官鳥が「オタ~ケサ~ン」と喋ったてゆうわけばい。

さてシーボルト博士は故郷オランダで余生ば過ごしとったばってん、日本が明治となり開国したため再来日、めでたく「お滝さん」と再会ば果たしとっと。

ところで話は変わるが、いまはアジサイの盛り。形も大きさも色合いも変化に富んどって死ぬごとおもしろかねえ。
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アジサイにオタクサ種(Hydrangea macrophylla Ser. va. Otaksa)てゆうとがあるそうで、こいまたシーボルト博士がお滝さんば想って命名したもんたい。
長崎市の市花はアジサイ 銘菓オタクサてゆうともあるとばい。
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最後に「オタ~キサ~ン」の音程は ミソ~ミソ~♪である (keyC)
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by bbbrothers | 2009-06-21 20:20 | ちょいとびっくり
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