ACETONE TOP-1

c0018561_1944646.jpg
初めて買ったオルガン ACETONEのTOP-1

高校に入学してふた月ほど経ったとき、「コーセー君、一緒にバンドやらない?」と誘ってくれたのが、タコ、オダジョー、チュウデンジツの3人。
「え・・オレ何やるの?」「オルガンやってよ、弾ける?」「・・・・どうかなあ・・」
何も知らないオレを引っ張り込んでくれたこの3人がオレを今のオレにしました。

とはいえオレが何も知らないばかりか、オルガンが無いから、ガッコーのピアノで「ドミソがCっていうんだ」とタコに教わり、「A7D7E7がブルースさっ」とオダジョーに教わり「ズンズンチャッチャッってやればロックだぜィ」ってチュウデンジツに教わってた。

少なくとも3人はオレより詳しかったしタコとオダジョーは中坊のときからバンドをやってたらしくいろんな音楽のことを知っていたビートルズとかストーンズとか、それはたいしたもんだった。

ある日、地元の楽器屋に中古オルガンが売られているのをタコとオダジョーが見つけてきた。これがACETONEのTOP-1、たしか24000円か28000円だった。
横浜日の出町のマルゼン楽器という店だ。とっくにつぶれたがブルースブラザースの映画でレイが店長をやってたような、そんな店(だったように思う)。
でもオレには2万円なんて大金はない、買うなんて想定外どころか不可能だった。そもそも新品のオルガンがいくらするのかも知らなかった。

でも早く買わないと誰かが買っちゃう・・・という話になってあれよあれよとみんなで金を出し合って買うことになった。
今思えば本当にありがたいハナシだったなあ。

4人でかき集めても少し足りなかったように思う。オダジョーが余計に出してくれたんじゃないかな・・オダジョーの家はお金持ちだった。もしこれをタコが読んでいたらきっと詳しく思い出すに違いないね。

記憶が無いけどみんなで買いに行って電車でガッコーまで運んだはずだ、こりゃ重いよ。ガッコーの最寄り駅からは坂道を上るからね。辛い思いが全くないのは若かったから。
結局このオルガンは、というかこのバンドは1回しか校外ライブをしなかったからオルガンもずっとガッコーのブシツに滞在した。たった1回の校外ライブ「保土ヶ谷公会堂」、これは笑えるがまたの機会に。

このバンドは「ゆぽ」といって始めはGS、ロックンロール、ビートルズなんかやってたけどそのうちピンクフロイドのコピーとオリジナルロック路線となった。このオリジナル路線でオレはいまのオレになったと思う。オリジナルは20曲くらいあったかな・・活動が1年半くらいだからすごいペース。オレも1,2曲は作ったように思う。

さてこのACETONE TOP-1だけど、今初めて言うが、買った当初からオレは音が気に入らなかった、金を出し合ってくれたみんなには悪いが。
とにかく「ビェー」って鳴る。プリセットのsaxとかfluteとかリードとかの音色、なんだこりゃ~ 嘘はいけませんよと呆れはてた。ぜーんぶ「ビぇーっ」って音だ。

メンバーの誰かが「おー、まさにこれがピッグオルガンの音だっ」って言ってたが、ピッグオルガンって何? 昨日初めてネットで検索してきたが不明。ピンクフロイドなんて出来ません、リックはハモンドだしね。

でも、まさにGSの音ではあります。あの音はこのオルガンででしか出ない。ネットを見てたらまだ弾いてる人がいた!!
プチメゾンが何度か出演させていただいている馬橋BEAGLEなんかには最高の機材でしょう。プチメゾンのドラム小島氏はGSに造詣が深いようなのでACETONEを聴かせてあげたかった(笑)。

結局、このACETONEには馴染めず、ブカツの先輩の持っていたテスコオルガン(これはいい音がした)をお借りしたり、ガッコーのオンボロエレクトーンを弾いたりしてた。

このACETONEの行方は記憶にありません。もしかしたらガッコーのブシツに置いてきたのかな・・誰かに売ったのかな?

ということで青いときにこのACETONEのお世話になりました。
以上です、長々と個人的な思い出話にお付き合いくださいましてありがとうございました(ぺこり)。

で、そのあと18歳に買ったのはYC10、19歳でYC20、その後がDX9、D50。そして20年間の休眠をしてました。
ま、どうでもいいですね(笑)。
[PR]
by bbbrothers | 2009-02-03 19:06 | 音楽の話題
<< ガンバレ!はやぶさ・・・ついに! 3月8日 大久保水族館で >>